東京宝塚劇場公演
公演期間:6月3日(金)〜7月3日(日)
一般前売:5月1日(日)
この公演は終了いたしました(2011年)
ミュージカル・ショー
『ノバ・ボサ・ノバ』−盗まれたカルナバル−
作/鴨川清作 演出/藤井大介
[解 説]
1971年に初演し、1976年の再演時には文化庁芸術祭優秀賞を受賞、1999年に再々演された後も更なる再演の呼び声の高かったショーの傑作『ノバ・ボサ・ノバ』。ブラジルのリオのカーニバルを舞台に展開する奇妙な人間模様を、ドラマティックなミュージカル・シーンで見せる、ショー作品です。ダイナミックなダンス、そして歌唱力にも一段と飛躍を見せる柚希礼音を中心とした星組により、この名作が再び甦ります。尚、2011年は『ノバ・ボサ・ノバ』を生み出した巨匠・鴨川清作の没後35年にあたります。
ロマンティック・ミュージカル
『めぐり会いは再び』−My only shinin’ star−
〜マリヴォー作「愛と偶然との戯れ」より〜
脚本・演出/小柳奈穂子
[解 説]
「愛の勝利」などで知られる、18世紀フランスの劇作家マリヴォーによる名作喜劇「愛と偶然との戯れ」をミュージカル化。結婚しようとする男女が期せずして召使いに化け、相手を観察する羽目になることから起こる騒動を華やかにコミカルに描きながら、繊細な恋愛心理を浮き彫りにします。
オルゴン伯爵は娘シルヴィアに、5人の求婚者の中から一人を選び、結婚するように言う。シルヴィアは抵抗するが、召使いのリゼットと入れ替わり、変装して相手に近付き、相手の人柄を認めたら結婚するとの条件を出す。どの貴公子も気に入らないシルヴィアが見初めたのは、求婚者の一人であるドラントの召使いブルギニョンだった。ブルギニョンも気位の高いシルヴィアに振り回されながらも惹かれていく。実はブルギニョンも、シルヴィアと同じ理由で召使いと入れ替わったドラントだった。そうとは知らない二人は、主人になりすました二人をも巻き込み、騒動を繰り広げることに…。
演出家・小柳奈穂子の宝塚大劇場デビュー作となります。